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2025年05月18日16:20
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CATEGORY[日本]
コメント[ 0 ] 2014年02月09日19:17
 小倉餡は、小豆の漉し餡に、蜜漬の小豆をまぜた餡です。煮崩れしにくい大納言種の小豆の粒餡と粒の小さい普通小豆のこし餡を混ぜたものを指していましたが、近年では、粒餡の事を小倉餡と言う場合もあるようです。
 京都、嵯峨野にある二尊院の境内には「小倉餡発祥之地記念碑」があります。それによると、806年(大同1年)、唐から空海が持ち帰った小豆を、この地で亀の子煎餅を焼いていた和三郎という人に栽培させたそうです。
 820年(弘仁11年)、朝廷から与えられた砂糖と一緒に炊いて、それを御所に献上したところ、たいそう喜ばれ、朝廷から「亀屋和泉」という允許を賜ったそうです。そこで、この餡のことは、地名から「小倉餡」と呼ばれるようになったとのことです。
 その後、小豆の栽培地は丹波地方などに移り、品種改良も進み、古来の小豆「小倉大納言」は亀岡でわずかに残るだけとなってしまったそうです。近年になって、嵯峨小倉山の畑で栽培が復活しているようです。
 これとは別に、餡の中に見える小豆の粒が鹿の斑紋に似ていることから、鹿と言えばモミジ、モミジと言えば紅葉で有名な小倉山(京都)との連想から、「小倉餡」とされたという説もあるようですが、こちらは、少し、こじつけが過ぎるように思います。

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CATEGORY[タイ]
コメント[ 0 ] 2014年02月02日18:23
 タイ語で、「トム 」は「煮る」という意味で、煮込み料理を総称する言葉だそうです。「ヤム」は「混ぜる」で、「タレー」は「海鮮」という意味です。タイ語の「トムヤム」と言うと、「トムヤムクン」と言う料理が有名です。この場合、「クン」は「エビ」のことです。トムヤムクンと同じ料理で、具材が海老だけでなく、海鮮に代わったものが「トムヤムタレー」という料理です。このため、日本では「海鮮トムヤム」とか、「海鮮トムヤムスープ」などと呼ばれているようです。
 トムヤムスープは、辛くて酸っぱいスープです。酸味、辛み、ハーブの香りが一体となった味わい深いスープです。トムヤムスープの特徴といえる辛さは、プリッキーと呼ばれるタイの唐辛子のおかげです。トムヤムスープには、この唐辛子以外にもレモングラス、カー(タイショウガ)、バイマクルー(こぶみかんの葉)などのハーブを入れて、独特の風味を生み出しています。
 実は、トムヤムタレーには、2種類あります。1つは、「トムヤムタレー・ナームコン」で、もう1つは「トムヤムタレー・ナームサイ」です。「ナームコン」とは「濃いスープ、濃い出汁」と言う意味で、ナームサイは「薄いスープ、薄い出汁」という意味です。もともとの意味は、「ナーム」は「水」、「コン」は「濃厚な」という意味、「サイ」は「澄んだ」という意味です。お店によっては、「ナームコン」を「こってり」、「ナームサイ」を「あっさり」と表現しているようです。「(こ)ってり」の「ナーム(コ)ン」、「あっ(さ)り」の「ナーム(サ)イ」と覚えると、覚えやすいです。
 トムヤムクンと言うと、濃いオレンジ色のスープの中に海老やタイハーブなどが浮かんでいて、ココナッツミルクが上からかかっているスープをイメージすると思います。このトムヤムクンの海老が海鮮に代わった料理が「トムヤムタレー・ナームコン」です。
 トムヤムタレー・ナームコンのピリ辛の秘密は、タイの調味料であるナムプリック・パオです。ナムプリック・パオとは、チリ・イン・オイル(唐辛子味噌)と呼ばれている調味料です。干し海老、玉ネギ、ニンニク、唐辛子を油で炒めて、砂糖と塩を混ぜたものです。
 一方のトムヤムタレー・ナームサイは、ココナッツとナムプリック・パオを使いません。このため、スープの色もナームコンほどは濃くありません。辛さもほどほどで、酸味がやや強い場合が多いようです。
 甘味、酸味、辛味を味わいたい人は、こってりスープのトムヤムタレー・ナームコン、酸味と辛味が好みの人は、あっさりスープのトムヤムタレー・ナームサイが適しているそうです。
 この香草(ハーブ)の香りが漂うトムヤムタレーですが、体に良い料理なのだそうです。タイの名門大学の一つである、カセサート大学のスワディ博士の研究チームと、京都大学の大東肇教授の研究チームが、タイの消化器系のがんの発生率が、欧米や日本などの他のアジア諸国に比べて半数以下であることに注目して研究した結果、トムヤムクンは抗がん性に優れた料理であると結論づけたそうです。これは、120種類もの食材を調べた結果だとのことで、信用できることだと思います。
 トムヤムタレーに使われているカー(南姜)やバイマクルー(こぶみかんの葉)は、生薬としても利用されており、抗酸化作用がベータカロチンの数十倍から百倍あるそうです。また、レモングラスも消化器系の癌を引き起こす細菌の殺傷能力に優れているそうです。

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CATEGORY[中国料理]
コメント[ 0 ] 2014年01月27日12:56
 油淋鶏とは、中国料理の1つです。最近の日本では、広く知られた中華料理の1つだと言えます。一般的には、鶏の唐揚げの上に、長ネギ、ショウガ、ゴマ油、酢などを合わせたソースをかけた料理として認識されており、中華料理のチェーン店などでも提供されています。
 しかしながら、元々の意味から考えると、いわゆる「唐揚げ」とは違うようです。中国語で「油」は日本と同じ「油」の意味ですが、中国語の「淋」は、「かける、注ぐ」という意味だそうです。「鶏」は、「鶏肉」を意味していますので、「油淋鶏」とは、「鶏肉に油をかけて作った料理」ということになります。
 元々は、鶏を丸々一羽使って、衣をつけないままで、その上から熱した油をかけながら調理をしていたようです。手間はそれほどでもないでしょうが、時間がかかる料理です。衣がないので、本来は、皮がパリッとした料理だったようです。また、鶏以外に、油淋乳鴿という鳩料理も有名だそうです。

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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ] 2014年01月19日11:06
 韓国語で「サム」は「包む」、「パッ」は「御飯」の意味で、「サンパッ」をそのまま訳せば「包みご飯」という意味になるでしょうか。韓国料理の「サンパッ」は、サンチュやゴマの葉などの葉野菜でご飯を包んで食べる料理です。
 サンチュやゴマの葉などの葉野菜に御飯を乗せ、サムジャンと呼ばれる合せ味噌や、コチュジャンなどを乗せて包んで食べる料理です。
 通常は「サンパッ」と言えば、緑鮮やかな野菜と御飯だけでなく、テーブルの上には、沢山の種類のおかずが並べられ、見た目にも豪華な韓国式の料理です。健康志向の強い韓国でも人気のヘルシーメニューで、主に専門店で食べられています。
 サンパッの包み野菜としては、定番のサンチュだけでなく、チコリ、カラシナ、セロリ、ケール、カボチャの葉、白菜、エゴマの葉など、多くの種類が出されます。それぞれに風味が異なるため、1種類だけでなく、何種類かの葉野菜を重ねて味の調和を楽しんだり、一緒に包むおかずの組み合わせを変えて頬張ってみたりと、自分らしいアレンジをしながら食べるのも楽しみの一つです。
 また、葉野菜だけでなく、昆布、わかめ、海苔、春菊なども出される一方、包むものも白い米飯だけでなく、麦飯であったり、五穀飯だったりします。
 専門店では、おかずとしてサムギョプサル、ロース肉、魚、ホヤ、アワビ、タコ、イカ、塩辛、味噌、にんにくなど、様々な種類のものが出されます。
 もともとは、畑仕事の際の簡単な昼食として食べられたのが始まりと言われています。また、高麗末期、宮女として元に連行された多数の韓国の女性は、宮廷の庭にサンチュを植えてご飯を包んで食べることで、失郷の悲しみを癒していたという話もあるそうです。この料理は、モンゴルの人々にも人気が高かったという故事があるそうで、14世紀には「サンパッ」の原型があったようです。
 現在、慶尚北道の慶州市にはサンパッの専門店が立ち並ぶ名物通りがあります。

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CATEGORY[横浜]
コメント[ 0 ] 2014年01月12日09:36
 つけ天とは「天ぷらをつけたつゆで食べる盛り蕎麦」のことだそうです。これは、横浜市にある「角平」という蕎麦屋さんが始めた料理だそうです。
 「角平」は、横浜市西区平沼にある蕎麦屋さんです。「角平」のウェブサイトによると、戦前はカツ屋を営んでいたそうですが、1950年(昭和25年)に先代の女将、藤江婦美子が蕎麦屋、「角平」を創業したそうです。平沼商店街の端にあるお店で、「平沼の角にある」ことから店名を付けたそうです。
 この初代は、蕎麦を愛していたそうですが、日頃から「盛り蕎麦ではもの足りないが、天ぷらソバでは蕎麦が死んでしまう。」と考えていて、「シコシコとした蕎麦と衣がふやけずにおいしく食べられる天ぷら(海老も蕎麦も活きる料理)」の研究を続けていたそうです。その結果、「蕎麦と熱い汁を別々にする」という発想が生まれ、現在、「天ざる」や「天せいろ」の祖となる「つけ天」が誕生したとのことです。
 しかし、当初、店の職人は「邪道だ」と大反対していたそうです。このため、賄いとしてや、知人だけに食してもらっていたようですが、美味しいという評判が広がっていったそうです。そして、満を持して、昭和35年にメニューに加えたところ、たちまち評判になったそうです。
 日本麺類業団体連合会および、全国麺類生活衛生同業組合連合会のウェブサイトによると、温かいかけそばに天ぷらをのせた「天ぷらそば」は江戸時代からあったそうです。一方のもりそばと天ぷらを組み合わせた「天もり」は昭和に生まれたメニューとの説明があります。
 「つけ天」が「天盛り」、「天ざる」や「天せいろ」などの元となったのかは分かりません。天麩羅をかけそばに乗せた天ぷら蕎麦が江戸時代からあったというのはすごいことです。ただ、熱いつゆの中に蕎麦と天ぷらを入れるため、料理としての天麩羅よりも衣が厚くなっています。これは、厚い衣に汁が染み込んで丁度良い味になるようにしてあるとか、煮込んでも衣がはがれないようにしたためとも言われています。しかし、料理としての天ぷらの方が美味しいのが事実だと思いますし、昭和になって豊かになった時、美味しい蕎麦と美味しい天麩羅を食べたい、という要求が起こって、いろいろなお店で「天盛り」、「天ざる」や「天せいろ」などが生まれたとしても不思議ではありません。
 しかし、云われが明確で、生まれた当初の理念が今も生き続けている「つけ天」は、一度、食べる価値があると思います。
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