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CATEGORY[静岡]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2011年05月08日13:27
 サクラエビは、美しい透明な桜色をした4~5cm位の小さな海老です。日本では静岡県の駿河湾でだけ、漁がおこなわれているという貴重な海老です。
桜海老の産卵期は、毎年5月から10月頃までの期間で、そのうち6~8月頃が最盛期にあたります。このため漁が行われるのは毎年、春(3月下旬~6月上旬)と秋(10月下旬~12月下旬)の期間だけです。6月11日から9月30日までは繁殖期のため禁漁となっており、冬はエビが深くにいるため休漁となっています。
桜海老の卵は1日半で孵化し、孵遊しながら親海老とは全く違った形をしています。変態を重ねて1ヶ月くらいで稚海老となり、10~12ヶ月で成熟した親海老になります。そして、産卵後2~3ヶ月で寿命となり、生息期間は15ヶ月ほどです。
桜海老は、昼間は水深200~300mほどの場所にいて、夜になると海中のプランクトンを求めて水深20~50mぐらいまで浮上してくるそうです。このため桜えび漁は、風や波がない天候の良い夜間に行われます。
サクラエビ漁は、夜に2隻1組で網を引き、網を揚げる際には2隻が横付けになります。このため風が強かったり、雨が降ったりすれば、事故が起きやすいため、漁を行わないそうです。由比では、午後1時に天候などを見て、漁に出るかどうかを決めるそうです。その判断は慎重で、3月下旬から6月下旬まで行われる春漁の期間中、実際に出漁するのは20日ほどしかないそうです。
桜えび漁は、明治27年(1894年)12月、由比町の漁師、望月七平さんと渡邉忠兵さんがアジ漁に出漁した際、カンタ(浮樽)を忘れたため、網を海中深く沈むのにまかせて漁をしたところ、偶然、多量の桜海老が獲れたことがきっかけだそうです。漁獲量は、最も古い記録が明治34年の294tonで、最近の統計で最も豊漁の昭和42年が9,373ton、最も不漁の平成9年が843tonです。
この貴重な桜エビを生で食べられるのは産地ならではです。見てください。海のルビーと言った感じですね。桜エビは皮も頭も丸ごと食べられるため、カルシウムなどの栄養素が豊富だそうです。旬の時季だけにいただくことができる新鮮な生サクラエビ、是非、食べてみてください。

生サクラエビ
こちらが生桜エビです。

桜エビ御飯
これは桜エビ御飯です。
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CATEGORY[静岡]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年05月05日22:53
 静岡市では、「はんぺん」と言えば、黒いはんぺんです。むしろ、東京などで一般的なはんぺんは、「白はんぺん」と呼ばれていました。しかし、どうやら関東では、はんぺんとは白いもので、黒いはんぺんなど見たことも、聞いたこともないそうです。現在では、静岡おでんが有名になったおかげで、「黒はんぺん」も有名になりましたが、どうやら、マイナーな食品だったようです。
白いはんぺんは、フワフワして柔らかいものですが、黒はんぺんは、これよりも硬い感じです。魚のつみれを板状にしたような食品です。黒はんぺんとは、鯖や鰺、鰯などを原料とした魚肉の練り製品です。青灰色で、半円状の形状をしています。静岡県中部を中心に、静岡県内ほぼ全域で食べられています。漁港がある焼津市の名産とされています。
「はんぺん」の名の由来は諸説あるようですが、「駿河の料理人『半兵衛』が作ったため、“半兵衛”と呼ばれ、その後、変化して“はんぺん”になった」(虚南留別志)という説や、「半月型の形状から“半片”と呼ばれ、その後、“はんぺん”になった」(守貞謾稿)などといった説が有名です。
黒はんぺんは、駿府城にいた徳川家康が、鰯が大漁だった年に、食べきれない鰯が傷むのを見て、何か日持ちするような手段を考案するよう、台所方の役人、戸川半兵衛に命じたのが始まりとされています。これが、「半兵衛」説につながっているのでしょう。
黒はんぺんは、「生」でも食べられます。生のまま、あるいは、少し炙って、ワサビ醤油や、生姜醤油で食べます。また、フライにすると、非常に美味しいです。しっかりと魚の美味しさが味わえるんですね。もちろん、おでんの具としても使います。
静岡駅では、お土産として、1,000円くらいで売られていますが、スーパーマーケットに行けば、10枚入りが70円~100円で買えると思います。静岡に行く際は、スーパーマーケットに行った方が良いと思います。

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CATEGORY[静岡]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年03月02日13:05
 おでんは、漢字で“御田”と書き、「田楽」と言う食べ物が由来だそうです。室町時代、豆腐に味噌を塗って焼く「田楽豆腐」が巷で流行したそうです。豆腐を串に刺した形が、田楽法師が一本竿の竹馬に乗って舞った「田楽舞」に似ていることから、「田楽」と呼ばれたようです。
江戸時代になると、コンニャクや里芋なども串に刺して焼いたものを全て「田楽」あるいは、女ことばで「おでん」と呼んだようです。つまり、「おでん」とは、焼き物だったのです。
明治時代でも味噌風味の焼きおでんが主流だったようですが、その後、徐々に煮込みおでんが生まれ、広まっていったようです。現在では、東京の関東風のほか、関西では大阪、京都、神戸など、場所によって作り方や、味など、全く違うものになっています。
そのような様々なおでんがある中で静岡県静岡市のおでんは、「しぞーかおでん」として、一時期、有名になりました。しぞーかおでんは、濃口醤油を使って、牛スジ肉でダシを取った黒いつゆを使用しています。見た目が、普通(?)よりも黒い色に見えるのだそうです。具の中で特徴的なのは、黒はんぺん。何しろ、「黒ハンペン」は、静岡の名産なのです。それ以外の具は、どこのおでんにもある具を使っていますが、全ての具に竹串を刺して煮ていることがまた、特徴かもしれません。さらに、食べる時には、これらの具の上に「だし粉」と呼ばれる魔法の粉をかけて食べるのです。これは、イワシの削り節や鰹節、青海苔、海苔などを混ぜたものです。
静岡御田は、1年中、食べられます。関東地区では、コンビニエンスストアが夏の終わりに「おでん、はじめました」なんてのぼりを立てますが、基本的に秋から春先までしか食べないと思います。しかし静岡では、おでんは1年中食べているのです。しかも、駄菓子屋さんで、普通におでんを売っているのです。子供達が学校帰りのおやつに食べていたり、市営プールの脇にある駄菓子屋さんで、冷えた体を温めるために、真夏におでんを食べたりしています。
最近の値段は分かりませんが、30年くらい前の駄菓子屋では、はんぺん、なると、すじ、コンニャクなどが1本、10円~20円、ウインナー(魚肉ソーセージを縦に半分にしてあった)が20円~30円、玉子が50円で売られていたと思います。
JR静岡駅から徒歩10分くらいの場所、静岡市の中心街には「青葉おでん街」なるところもあるようです。静岡に行った際には、是非、一度、しぞーかおでんを食べてみてはいかがでしょうか。

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CATEGORY[静岡]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年10月08日22:54
 静岡市では、「安倍川餅」というお菓子が有名です。静岡では、単に「あべかわ」と呼ばれています。もちろん静岡市を流れている「安倍川」に由来する名前です。この安倍川餅が全国に知られるようになったのは、昭和25年3月17日に、旧国鉄の静岡駅で「やまだいち」の安倍川餅が販売され始めたことがきっかけのようです。
その「やまだいち」によると、「安倍川餅」の由来は、以下のようです。徳川家康が天下の権を手中にした後、駿府城(静岡市)に在住し、井川(静岡市)の笹山金山や梅ヶ島(静岡市)の日影沢金山などを御用金山として、金鑛の採掘をさせていました。ある時、家康がこの金山を検分に出向いた際、ある男が餅をつき、豆の粉をまぶして献上したところ、大変美味しかったのだそうです。そこで、家康公が献上した男を呼び寄せて、この餅の製法を尋ねたところ、「この餅は、金山から産出し、安倍川へ流れる金の粉をすくいあげて、餅にまぶしてつくるので『金粉餅(きんこもち)』と申します」と答えたのだそうです。この回答をした男に、家康は褒美を与え、改めて、この餅を『安倍川餅』と命名したのだそうです。
なかなかの歴史を持っているお菓子のようです。こんなお餅が徳川家康に繋がるとは思いもしませんでした。
安倍川餅は、本来は黄粉だけのものでしたが、のちには餡のものも作るようになりました。安倍川畔で売られた餅は、一つの木盆に黄粉と餡の二種類を並べて盛った上へ砂糖をかけたものでした。昔は、同じ安倍川名産であった安倍川紙子に因んで「かみこ餅」とも呼ばれて、五個で五文の「五文採(ごもんどり)餅」でしたが、後に、一個五文で売られるようになりました。この「五文どり」は、東海道中膝栗毛にも登場しているそうです。
「やまだいち」の安倍川餅は、お土産に持ってこいですが、静岡市には、「石部屋」というお店で作りたても安倍川餅を食べることができるそうです。

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CATEGORY[静岡]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年04月10日12:49
静岡県の由比町(2008年11月1日に静岡市に合併されるそうです)は、桜海老が有名です。ちなみに由比は、東海道53次の16番目の宿場として昔から栄えていた場所です。天保年間の記録によると、由比宿には本陣(大名、公家、幕府役人、僧侶などの貴人の宿舎)1軒と脇本陣1軒、旅篭屋が32軒あり、相当な賑わいを見せていたようです。弥次さん喜多さんで知られる「東海道中膝栗毛」の文中でも住時の賑わいぶりを伝えています。
現在の由比町にも、当時の面影を残す所があります。町ではこの本陣屋敷を整備し、「由比本陣公園」として開設しています。 また、由比正雪の生家である「正雪紺屋」が、この「由比本陣公園」の目の前にあります。江戸時代より十八代も続いている現役の染め物屋だそうです。季節を題材にした手拭やハンカチ、手作りのバッグなどを取り扱っているそうです。
さて、桜海老の話ですが、桜海老は日本国内では100%、この駿河湾産だそうです。この由比漁港と大井川漁港が主な水揚港で、漁が行なわれるのは春(4月~6月)と秋(10月11月)の年2回で、6月11日~9月30日までは桜海老の繁殖期のため、禁漁となっているそうです。
由比に来れば、生桜海老、茹で桜海老など、桜海老自体も楽しむことができますが、酢の物、釜飯、そばなど様々な桜海老料理を食べることができます。残念ながら、これらの料理を食べたことがないので、何とも言えませんが、唯一、食べた桜エビのかき揚が美味しかったです。由比本陣公園の前の店で揚げ立てのサクラエビの掻き揚げを売っています。200円だったと思います。おばちゃんが、「塩を振って食べると美味しいよ」と言ってくれましたが、塩を振らなくても美味しかったです。
桜海老の料理はいろいろあると思いますが、結構、いい値段がするんですよね。揚げ立ての掻き揚げをファーストフード感覚でかじりながら観光するのが一番、楽しいと思いますよ。

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