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「カー・ムウ」とは、豚足をじっくり煮込んだ料理です。タイ語で「カー」は「脚」、「ムウ」は「豚」という意味です。直訳すると「豚の脚」ということになります。日本で「豚足」と言うと、足の先の方(足の甲とチョキになっている指を含んだ部分)をイメージするかもしれませんが、タイの人は太ももを指さして、「腿」だと言っていました。主に、モモとスネの部分のようです。
タイでは、足先(チョキになっている指の部分)は、「ムウ・カーギー」と言うのだそうです。メニューに記載されていれば、注文できるようです。こちらは、骨と軟骨が多く、コリコリとした食感を好む人が頼むようです。
タイには、アユタヤ王朝時代に多くの中国商人が流れ込んできたそうです。豚肉も、その時に入ってきたとのことです。したがって、「豚の脚を煮込む」という料理は、もともとは中国料理だったのかもしれません。現在では、主に屋台料理として、一般庶民の食事として有名な料理の一つです。
私も、タイの知人にバンコクで有名な店があると言われ、連れていかれました。道路沿いの屋台で、とても衛生的とは思えませんでしたが、本当に沢山の人でにぎわっていました。屋台には、じっくりと煮込まれた豚の脚が山のように積まれていました。注文すると、おばちゃんが豚の脚をもって、肉を削いでくれます。お店によって、骨付き肉だったり、骨なしだったりするようです。
豚肉は、シーズニングソース(タイのどろっとした甘い醤油)に八角などの香辛料を入れて、じっくりと煮込まれていて、肉はとても柔らかいです。豚肉の甘い脂がとろけていて高カロリーに思えますが、味付け前の下処理で脂が抜けるため、それほどカロリーは高くないようです。むしろ、コラーゲンがたっぷり取れて、健康に良いようです。
屋台では、この料理に御飯を乗せて、「カオ・カー・ムウ」と呼ばれることが多いようです。タイ語で「カオ」は「御飯」です。豚の足先に御飯を乗せれば、「カオ・ムウ・カーギー」と呼ばれるそうです。
また、タイの人は生トウガラシが入った酢(プリック・ナム・ソム)や、生唐辛子と一緒に食べるようです。日本人には、煮玉子をトッピングするのがお勧めだそうです。
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