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「ピネライス」は、京都生まれのワンプレート洋食です。京都の人なら知っていて当然というくらいに知名度の高い料理だそうですが、京都の人以外には知られていない料理ではないでしょうか。
「ピネライス」とは、チャーハンの上にトンカツをのせて、特製カレーソースをかけた料理です。京都市の西陣にある「キッチン・ゴン」というお店の店主が生み出した料理で、京都の人なら誰もが知っているくらいの知名度がある料理だそうです。
「ピネライス」を考案したのは、オーナーシェフの権藤吉彦さんだそうです。アメリカのニューヨークのアイリッシュパブに5年間単身赴任し、生活していたこともあるそうです。流れ流れて東京の渋谷で働いていた時代に考案したのがピネライスだそうです。「ボリュームのある美味しい洋食を、気軽に食べてほしい」という思いから考えついたのだそうです。当時は、その珍メニューを真似するライバル店もあったそうですが、その後、1970年に東京から京都に来て店を構えてから、京都で市民権を得る料理になったようです。
名前の由来はフランス語のスラング(フランス地方の方言)で、「ピネ」とは「薄いカツ」という意味だそうです。
ちなみに「ピネライス」は、アレンジが自在で、いろいろな形で注文することができます。定番は「チャーハン」、「トンカツ」、カレー」の組み合わせですが、チャーハンをドライカレーにしたり、ガーリックチャーハンにできます。またカレーをハヤシライスにすることもできます。さらにトンカツをビーフカツにすることもできます。
定番のプレーンチャーハンの具は玉ネギ、ハム、玉子のみのシンプルなものです。塩コショウベースのシンプルな味わいに、玉ネギの甘みとハムの塩気、玉子の優しさが一体となっています。これだけでも普通に美味しいです。この上に乗せるカレーソースは牛肉から取ったスープに、スパイス約10種を合わせて作られています。トンカツは厚さ約5mmと薄めですが、チャーハンの上にみっしり乗っています。京都に行ったら、是非、食べたい一品ですね。
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