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台湾のお土産といえば、カラスミ(烏魚子)です。旨味が凝縮されたコクのある味わいと、ねっとりした食感が非常に美味しいものです。私は、そのまま薄切りにスライスして食べるのがベストだと思っています。酒の肴には、最高の一品です。
台湾では、通常、軽く表面を火であぶって大根、キュウリやネギの薄切りと一緒に食べます。しかし、私は、そのまま食べるのが一番美味しいと思います。(ちなみに、焼きすぎると、焼きタラコと同じ味になってしまいますので注意が必要です。) カラスミは日本の三大珍味の一つとされているようです。(日本の三代珍味とは、「カラスミ」、「うに」、「このわた」だそうです。)その形が唐の墨に似ているところから、カラスミ(唐墨)と呼ばれていて、豊臣秀吉にも献上されていたようです。 カラスミは、ボラの卵巣を塩干ししたものです。洗った卵巣に、15%~20%の食塩をこすり漬け、漬けたものを真水で塩抜きし、7~10日間天日乾燥させて作ります。冬場の台湾南部沖が、漁場となっています。歴史も古く、17世紀にオランダ人が台湾南部に入植し、ボラの塩漬けを中国大陸に輸出し、さらにその卵巣を加工しはじめたのがカラスミのはじまりだそうです。つまりカラスミは、台湾の歴史的な特産品と言ってもよいでしょう。(じゃあ、何で日本の三大珍味なのでしょうか?) 収穫期は毎年1月から3月頃までだそうです。また、年度によって豊漁であったり、そうでなかったりします。現在では、入手しようと思えば、1年中お目にはかかれますが、なんと言っても収穫時期に捕れたものの方が良いようです。中国文化圏ではカラスミの収穫期はちょうど正月にあたり、特に台湾ではおせち料理の一品にカラスミが食卓に登場することが多いようです。 台湾のお店の人に選ぶ時のポイントを聞いてみましたが、「大きいものが良い」と言っていました。色は、黄色っぽいものから、少し茶色がかったものまであって、色も関係ありそうなのですが、店の人は、「天然ものだから、色は色々!形も色々!関係ない!大きくて重い方が良い!」としか教えてくれませんでした。色とか、形とか、関係ないみたいです。一応、常温で1週間、冷蔵庫で1ヶ月、冷凍庫で半年は保存できるそうです。(冷凍すると、水分が抜けるので、風味や旨みが抜けてしまいます。)台湾に行ったら、絶対にカラスミを買って帰るべきだと思います。日本では、高くて買えないものの一つですから。 ブログランキング参加しています!応援お願いします! → ![]() 【じゃらん】国内15,000軒の宿をネットで予約OK!5%ポイント還元! PR |
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