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CATEGORY[静岡]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年02月25日22:56

 静岡の丸子(まりこ)という場所(静岡県静岡市駿河区丸子)に、何故かとろろの有名なお店があります。しかも、2軒、あります。
この丸子という場所は、東海道五十三次の宿場で、品川宿から数えて20番目の宿場町として古くから栄えたところです。江戸中期の俳諧集『猿蓑(さるみの)』(1691)にある、「梅若菜まりこの宿のとろろ汁」という松尾芭蕉の句で、とろろ汁が名物になったと言われているそうです。
とろろ汁は、ヤマノイモなどをすりおろして、すまし汁などで薄めた料理です。ヤマノイモは、野生の自然薯(じねんじょ)と呼ばれるものです。しかしながら、現在、とろろ汁に用いられているのは、栽培種のナガイモだそうです。ナガイモは、形状などによって大和薯、豊後薯、いちょう薯など、数種類の品種があるようです。
丸子にあるとろろのお店の一軒は、老舗として有名な「丁子屋(ちょうじや)」さんで、1596年(慶長元年)の創業だそうです。歌川広重の「東海道五十三次」に「鞠子」がありますが、この丁子屋が題材になっているようです。広重の東海道の錦絵シリーズは20種以上もあるそうですが、鞠子のとろろ汁の絵も何種類かあるようです。このお店は、いつ行っても、非常に混雑していて、なかなか入れません。
もう一軒は、一松園(いっしょうえん)というお店で、こちらは創業40年くらいのようです。丁子屋さんが混雑していて、こちらに流れると入れることもあり、私としては、こちらのお店の方に多く行かせていただいています。
健康にも良さそうで、美味しいとろろですが、値段がもう少し安いと嬉しいですね。どちらのお店も1人分で2,000円程度だと思いますので、お昼としては、少し高いですね。まあ、毎日、食べるものではないですから、そんなものかもしれませんが。

ふぞろい、在庫処分、規格外、キズモノ等、味には変わりはないが、
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CATEGORY[静岡]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2007年09月28日12:46
 静岡県のお土産と言えば、真っ先に思いつくのが、「うなぎパイ」です。現在では、偽物も出回っているようですが、赤い箱に入った春華堂のうなぎパイが正当なものでしょう。
有限会社春華堂は、静岡県浜松市に本社がある会社で、昭和36年に、浜名湖特産のうなぎにちなんだお菓子を作るということで、“浜名湖名産、夜のお菓子”「うなぎパイ」を作ったのだそうです。しかも、発売からわずか5年後の昭和41年、年間売り上げ本数が1千万本の大台を突破したため、うなぎパイ製造部門を独立させ、「株式会社うなぎパイ本舗」を設立し、現在は、製造と販売が別会社になっているようです。
『夜のお菓子』というキャッチフレーズが受けて、売れに売れたようですが、実際にウナギエキスが入っているようです。うなぎパイ7本分に含まれるビタミンAは、蒲焼き100gに含まれる量に相当するのだそうです。このため元気回復、夏バテ対策、視力保持など、効果も抜群なのだそうです。
最近では、「うなぎパイVSOP」というブランデーの香りと、マカダミアンナッツの風味がある高級感漂う商品も販売されています。
食べやすいし、美味しいし、静岡に行ったら、うなぎパイですね。

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