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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ] 2012年07月25日12:59
 魚介、肉、野菜などを、小麦粉を水で溶いたものと一緒に焼いた料理で、日本のお好み焼きに似た料理です。 日本では、一般的に「チヂミ」という名称で知られているようですが、韓国では「ジョン」と呼ばれています。通常の「ジョン」は、ネギが具になっているため、「パジョン」と呼ばれています。したがって、日本人が「チヂミ」と呼んでいる料理は、韓国では「パジョン」と呼んでいる料理を指しているものと思います。
 「ジョン」は、漢字の「煎」です。この漢字は、「前」と「火」が組み合わせられていて、「前に置いて火で焼く」という意味だそうです。したがって、元々、「ジョン」という言葉は、「鉄板に食用油をひいて焼く料理の総称」として使われていたようです。
 「チヂミ」は、「焼く(チヂダ」という動詞の名詞形で、そのまま日本語に翻訳するならば、「焼いたもの」、「お焼き」というような意味です。「チヂミ」という言い方は、韓国の南東部、慶尚道の方言だそうです。
 標準語では「プチムゲ」です。「プチムゲ」は「チヂミ」と同様、「焼く(プチダ)」という単語の名詞形です。「ゲ」は「~のもの」などの名詞を表すそうです。すなわち「プチムゲ」とは、「フライパンなどに油をひいて焼いたもの」という意味です。ただし、「プチムゲ」という言葉は、家庭で間食用として作る簡単な料理を指すことが多く、飲食店のメニューで見ることはないようです。
 「ジョン」で一般的なものは、「パジョン」です。「パ」とは、「ネギ」のことです。専門店のパジョンは結構、大きいので、2~3人で1枚食べれば十分、というくらいのボリュームがあります。外はサックリしていて、中はしっとりと焼きあがっているのが美味しいパジョンです。パジョンは韓国の伝統酒であるマッコリやドンドンジュのような濁り酒が合うと言われています。このため、このようなお店には必ず、これらのお酒があります。
 また、「雨が降るとマッコリを飲みながら、パジョンを食べたくなる」という人がいるくらい、韓国では、雨の日の食べ物としてパジョンが思い起こされるようです。これは、かつて雨で農作業ができない日に、家で簡単に作れるジョンを食べながらマッコリを飲んだという伝統から、そのように言われるようになったという説が有名です。また、食欲のない雨の日にたっぷりの油で焼き上げた栄養価のあるチヂミを食べて元気づけよう、ということで言われるようになった、という説もあるようです。いずれにしても、雨の日にはジョンを食べるというのが、韓国では一般的なようです。
 日本では、お好み焼きにソース、かつお節、青海苔などをかけて食べま すが、韓国では、ジョンには醤油ベースのタレを付けて食べます。通常、その醤油ベースのタレには、ぶつ切りの玉ネギやゴマが浮かんでいます。
 「ジョン」は、その材料によって、非常に多くの種類があります。ネギのジョンである「パジョン」が有名ですが、これ以外にもイカや海老など海産物を使った「ヘムルパジョン(해물파전:海産物とネギのジョン)」、刻んだ白菜キムチを入れた「キムチジョン(白菜キムチのジョン)」、すりおろしたじゃがいもを生地に混ぜ込んで焼いた「カムジャジョン」のほか、多くの種類があります。

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