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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2010年12月21日12:36
 スジェビは韓国式の「すいとん」です。「手でたたんだもの」という意味の「スジョビ」が訛って、「スジェビ」という料理名になったといわれています。小麦粉をこねて適当な大きさにちぎり、スープで茹でた料理です。
煮干し、鶏肉、アサリなどからとったスープを沸騰させ、その中に、ひと口大にちぎって薄くのばした小麦粉の生地を入れて作ります。具はジャガイモ、ホバク(かぼちゃの未熟果)、長ネギ、シイタケなどが一般的で、溶き卵の入ったスジェビもあります。家庭でも作られますが、食堂のメニューにも並んでおり、また、専門店もたくさんあります。
スジェビは、小麦粉で生地を作るのが一般的ですが、ソバ粉やジャガイモのデンプンなどを用いた生地を入れて作る場合もあります。ソバ粉で作った場合は、メミルスジェビ、ジャガ芋の場合はカムジャスジェビと言います。また、モチゴメの粉で作ったスジェビは、チャプサルスジェビと呼ばれ、独特の滑らかな食感を楽しむことができます。
最近では、卵を練り込んだ黄色い生地や、キムチを加えてオレンジ色になった生地を入れたスジェビもあります。小麦粉に別の食材を練りこんだ生地のスジェビは、見た目が華やかになり、飲食店では人気料理の一つのようです。
昔は、米の少ない夏場に食べる季節料理であったと、朝鮮時代の文献に書かれているそうです。現在では1年中、食べられている定番料理で、消化がよく、あっさりした味わいのため、昼食に食べる人が多いようです。
スジェビは、やや深さのある器に1人前を盛って食べますが、飲食店などではハンアリ(土壷)という壷に入れられて出てくることもあります。これはハンアリスジェビと呼ばれ、スープが冷めにくいため、韓国では人気の料理です。
スジェビは、古くから食べられてきた日常的な料理であるため、韓国のことわざに多く登場しています。同じ小麦粉から作った“麺”である“ククス(うどん)”と合わせて、「スジェビを上手に作る人はククスも上手に作る」ということわざがあります。これは、「ひとつの仕事に熟練した人は、よく似た他の仕事も上手にこなす」ことの例えだそうです。
また、「料理長が多いとククスがスジェビになる」という諺は、「ククスがこんがらがってスジェビの生地のようにかたまりになる」という意味で、こちらは「指示を出す人が多いと現場が混乱し、物事がややこしくなる」という例えとして使われています。
また、スジェビとカルグクスを半分ずつ混ぜたカルジェビという料理もあります。これは、単純に、麺の形状の違いによる食感を一緒に楽しむ料理です。

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