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CATEGORY[山梨]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年10月13日14:01
 山梨県のお土産に「信玄餅」というものがあります。しかし、これ、良く見ると「桔梗信玄餅」と書いてあることが多いのではないでしょうか。(というか、「桔梗信玄餅」しか知りませんでした。)何と、「信玄餅」とは、「金精軒製菓株式会社」の登録商標だそうです。で、多分、お土産でもらうのは、「桔梗信玄餅」ですから、こちらは株式会社桔梗屋の商品なのです。金精軒製菓は創業、明治35年6月1日だそうです。一方、桔梗屋は明治22年の創業だそうです。果たして、この2社には、どのような関係があるのでしょうか。
桔梗屋の説明では、「安倍川餅」が発想のヒントだそうです。山梨県では、古来よりお盆の時期に、餅にきな粉と黒蜜をかけた安倍川餅を供えて食べる風習があったそうです。これをもとに現代風に小さくまとめ、お盆だけでなく一年中食べられるものにしたのが「桔梗信玄餅」だそうです。当時、風呂敷で包むという形態はなく、斬新な商品形態だったようです。昭和43年の正月に、最初の試作品ができ、その夏に販売に踏み切ったそうです。山梨県外にも、幅広く販売事業を展開しており、通常、「信玄餅」をお土産に買ってくるなら、桔梗屋のものだと思います。
桔梗屋の「桔梗信玄餅」は、きな粉が最初から全量かかっています。金精軒に比べ、きな粉の風味が弱いようです。餅は柔らかく、しっとりした感じです。黒蜜は、きな粉と混ぜると固形化しやすく、餅に貼り付く感じです。
金精軒製菓の「信玄餅」は、きな粉が自家製で、別袋になっています。また、このきな粉は、既に餅にまぶしてあるものよりも、色鮮やかで風味も強いようです。餅は、歯ごたえがあり、いかにも「餅」という食感です。黒蜜は、きな粉を混ぜてもトロリとしていて、餅にからみつく感じです。金精軒製菓の説明では、「信玄餅」は安倍川餅をルーツとしており、黒蜜ときな粉と餅の調和を楽しむよう製造されておりますので、いろいろ手を加えるよりは、そのままで食べることが良い、とのことです。
私は、金精軒製菓の「信玄餅」は、まだ食べたことがないので、今度、山梨に行った際には、是非、購入して食べてみたいです。

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