噂の鉄道博物館に行ってきました。中に入って、入口正面、少し左側にあるレストランに行きました。ここは、かつての食堂車の代名詞「旅のレストラン 日本食堂」というところです。
ここの目玉は、幻の(?)賄い食「ハチクマライス」(650円)だそうです。これは、当時の乗務員が食べていた賄い食だそうです。食堂車で乗務員しか食べることができなかったので、幻なのでしょう。
「ハチクマライス」とは、かつて国鉄の寝台特急の乗務員向けに特別に食堂車で提供されたメニューで、目玉焼きを乗せたご飯、味噌汁、漬物というのが定番スタイルだそうです。当時、乗務員はご飯と味噌汁は無料であったため、できるだけ安く満腹になるためのアイデアであったそうです。(坂本衛著、「車掌マル裏乗務手帳」)その語源は、落語でおなじみの「八つぁん」、「熊さん」から来ているそうです。誰でも安く食べられる、という意味合いだそうです。
2008年5月は、ハチクマライスの第二段とのことで、ハンバークが載ったカレー丼の上に、温泉卵が二つ入ったものでした。第一弾は、カレーではなく、ハヤシだったようです。味はと言えば、まあ、普通ですね。カレーも辛口好きな人には物足りないもので、昔のカレーといった感じで、誰でも食べられるものでした。あえて言えば、650円で良かった、という感じでしょうか。
これ以外のハンバーグライス(850円)もカレーライスもまあまあの味でしたが、値段が高くない上、ご飯の量が多くて、なかなか良いのではないでしょうか。ご飯は、ファミリーレストランで出てくるお皿に盛られ他ご飯の大盛りよりも少し多い感じでした。
ただし、中華風あんかけ飯(600円)は、あまり美味しくありませんでした。味がのっぺりしていて、そのくせご飯が多いので、食べきるのに苦労します。まあ、観光施設としては、値段が高すぎないので、良いのではないでしょうか。できれば、もっと美味しいものがいいですね。最近は、みんな舌が肥えていますので。
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