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静岡県の由比町(2008年11月1日に静岡市に合併されるそうです)は、桜海老が有名です。ちなみに由比は、東海道53次の16番目の宿場として昔から栄えていた場所です。天保年間の記録によると、由比宿には本陣(大名、公家、幕府役人、僧侶などの貴人の宿舎)1軒と脇本陣1軒、旅篭屋が32軒あり、相当な賑わいを見せていたようです。弥次さん喜多さんで知られる「東海道中膝栗毛」の文中でも住時の賑わいぶりを伝えています。
現在の由比町にも、当時の面影を残す所があります。町ではこの本陣屋敷を整備し、「由比本陣公園」として開設しています。 また、由比正雪の生家である「正雪紺屋」が、この「由比本陣公園」の目の前にあります。江戸時代より十八代も続いている現役の染め物屋だそうです。季節を題材にした手拭やハンカチ、手作りのバッグなどを取り扱っているそうです。 さて、桜海老の話ですが、桜海老は日本国内では100%、この駿河湾産だそうです。この由比漁港と大井川漁港が主な水揚港で、漁が行なわれるのは春(4月~6月)と秋(10月11月)の年2回で、6月11日~9月30日までは桜海老の繁殖期のため、禁漁となっているそうです。 由比に来れば、生桜海老、茹で桜海老など、桜海老自体も楽しむことができますが、酢の物、釜飯、そばなど様々な桜海老料理を食べることができます。残念ながら、これらの料理を食べたことがないので、何とも言えませんが、唯一、食べた桜エビのかき揚が美味しかったです。由比本陣公園の前の店で揚げ立てのサクラエビの掻き揚げを売っています。200円だったと思います。おばちゃんが、「塩を振って食べると美味しいよ」と言ってくれましたが、塩を振らなくても美味しかったです。 桜海老の料理はいろいろあると思いますが、結構、いい値段がするんですよね。揚げ立ての掻き揚げをファーストフード感覚でかじりながら観光するのが一番、楽しいと思いますよ。 ブログランキング参加しています!応援お願いします! → ![]() 温泉情報など、JTBスタッフの経験談が満載!お得プランも! 安心食材おためしセットご購入で、もれなくエコ洗剤プレゼント! PR |
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