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「カンジャンケジャン」という韓国料理は、新鮮な生のコッケ(ワタリガニ)をタマネギやニンニクなどの野菜を刻んで入れた醤油ベースのタレに漬けて熟成させた「カニの醤油漬け」です。
「カンジャン」とは「醤油」の意味です。「ケジャン」とは、「蟹を醤油やコチュジャンのタレに漬けた料理」を指す言葉です。 朝鮮時代中期の17世紀後半に書かれた「飲食知味方(いんしょくちみほう)」という書物に、カニの塩辛として、カンジャンケジャンとよく似た調理法が紹介されていることから、カンジャンケジャンも、かなり昔からある料理だと考えられています。 カンジャンケジャンは、殻つきのまま、食べやすい大きさに切り分け、甲羅と一緒に皿に盛られて出されます。これを直接、手で持って、ガブッとかぶりついて、身を吸うようにして味わいます。するとワタリガニの身の甘味、カニ味噌の濃厚な味わいと、生姜、ニンニクと一緒に漬けた醤油ダレの味が口の中に広がって最高の美味しさを楽しむことができます。さらに、甲羅の部分には、御飯を入れて、カニ味噌と身をこそぐにようにしてスプーンで混ぜ、カニの旨さを残さず、味わいつくします。この甲羅混ぜ混ぜ御飯は、カニ本来の甘みと特製醤油ダレが御飯と合わさるので、最高に美味です。 韓国では、このカニの醤油漬けがあれば何杯でも御飯が食べられることから、カンジャンケジャンのことを「パットドゥッ(御飯泥棒)」とも言うそうです。御飯のおかずとしても最高ですが、酒のつまみにも最高です。 カンジャンケジャンの専門店の中には、ワタリガニの卵を御飯に乗せて混ぜて食べる「ケアルピビンパッ」が食べられるところもあります。ワタリガニの卵と韓国海苔、ゴマ油などを混ぜて、その香ばしさと、とろけるような味わいから、非常に人気がある料理の1つです。 渡り蟹は、西海(ソヘ)と呼ばれる韓国西部の海岸沿いで獲れるものが有名で、そのなかでも、雌が卵をもつ5~6月が「旬」となります。 渡り蟹は、7~8月に産卵期を迎えるため、この時期のワタリガニには肉がつき、メスの甲羅には黄色い卵と内臓がぎっしりつまっています。ですから、カンジャンケジャンも6月にメスのカニで漬けたものが最高だとされています。卵がぎっしり詰まったメスのカニを1週間以上、じっくりと漬けたカンジャンケジャンを御飯に混ぜて食べるその味は、韓国でも特に珍重されています。 一般的には、渡り蟹を使いますが、最近では、イシガニや毛ガニ、シナモクズガニ(上海ガニ)などで作られたカンジャンケジャンもあるそうです。 また、もともとはケジャン、またはケジョッ(「ジョッ」は、「塩辛」の意味)と呼ばれていたものの、唐辛子を使った辛い薬味ダレ(コチュジャンベースのタレ)にカニを漬け込んだ「ヤンニョムケジャン」と区別するために「カンジャンケジャン」と呼ばれるようになったという説もあるそうです。 ブログランキングに参加しています!応援お願いします! → ![]() ガン情報110番!抗ガン漢方薬「天仙液」。資料と試供品を無料で贈呈しております。 予算で選べる!リフォームプラン あなたの住まいはどう変わる? PR |
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