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大分県日田市の御当地グルメと言われている焼き蕎麦です。一般的な焼きそばは、生の中華麺(小麦粉にかんすいを入れて打った麺)を茹でて蒸した麺、いわゆる「蒸し中華麺」を豚肉や牛肉などの肉類、キャベツ、人参、玉ねぎ、モヤシなどの野菜、イカなどの魚介類などと一緒に炒め、味付けして作りますが、日田焼きそばは、鉄板上で一部が焦げるほど硬めに焼く点が大きな特徴です。
これは、1957年(昭和32年)6月に大分県日田市で創業した想夫恋(そうふれん)の初代である角安親が「焼いた麺料理はないものか」と考え、試行錯誤の結果、生み出した独自の焼きそばです。角安親は、通常の焼そばは、たくさんの野菜と一緒に麺を炒めていることから「五目炒めそば」だと思ったそうです。そこで本当の「焼きそば」を作ろうとしたそうです。そこで、両面を少し焦げ目がつくくらいまで、しっかりと麺を焼きます。表面はカリッとキツネ色に焼きあがり、中は柔らかいままジューシーに仕上げるのが特徴です。
この表面がパリッとして中がジューシーという焼きそばは人気となり、日田市内のラーメン店を中心に似たような焼きそばを提供する店が増えたそうです。さらに日田市内で焼きそばが流行った影響で、周辺の都市や福岡県にも日田風の焼きそばを出す店が存在するそうです。
ちなみに「日田焼きそば」、想夫恋の登録商標(第5238962号、2009年8月27日登録)です。このため、他の店では「日田やきそば」と表記されているようです。現在では、2012年(平成24年)に発足した「日田やきそば研究会」が中心となって「日田やきそば」のPRに努めているようです。
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