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CATEGORY[群馬]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年03月23日22:37
 釜めしとは、一種の炊き込み御飯ですが、釜で炊いて茶碗によそうのではなく、釜のまま食卓に出されることが特徴です。“峠の釜めし”とは、群馬県安中市にある「おぎのや」が製造、販売している駅弁です。
「おぎのや」はもともとは、横川の山奥にある温泉沢温泉にある旅館「荻野屋」だったそうです。しかし、1885年(明治18年)10月15日に高崎~横川間の信越線が開通するのに合わせ、駅弁を販売するために、横川駅に進出したのだそうです。当初は、おにぎりと沢庵がメイン商品だったようです。
創業当時から駅弁を販売していたのですが、業績が低迷していた昭和32年に峠の釜めしを開発し、昭和33年2月1日から、横川駅で峠の釜めしの発売を開始したそうです。これが、旅客の口コミで評判を呼び、文芸春秋のコラム欄に掲載されたことが契機になって、大ヒットしていったようです。
おぎのや横川本店は、横川駅を出たところにあります。ここが創業の地ということで、現在も峠の釜めしの販売だけでなく、店舗内で食べることもできます。そこで、早速、店舗に入り、釜めしを注文しました。熱々の釜めしが食べられると期待していたのですが、がっかりでした。普通に駅で買うのと何ら変わらない釜めしが出されただけでした。まあ、店内で注文すると、お味噌汁がつきますが、特に美味しいものでもなく、釜めしに対する期待が高かっただけに、非常に残念でした。

釜めし

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