忍者ブログ
CATEGORY[]
2025年03月10日12:39
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ] 2014年11月26日08:25
 韓国のお粥が「チュッ」です。「チュッ」は、お米などの穀物に水を6~7倍加えて、長時間コトコト煮た料理です。日本では、米の形が残っていることが多いと思いますが、韓国のお粥は、米の形を残して作る場合と、米をミキサーですりつぶしてポタージュのようにする場合の2種類があります。また、水で作る場合のほか、ダシをとったスープで煮詰めて作り場合もあります。
 「パッチュッ」は、あずきをたっぷりと使ったお粥です。「パッ」とは、韓国語で「小豆」のことです。「パッチュッ」は、柔らかく茹でたアズキをつぶし、うるち米と一緒に煮込んだお粥です。タンパッチュッ(甘いパッチュク)とも呼ばれているようです。
 白玉や餅を入れることもあり、見た目は善哉か、お汁粉に見えますが、その味を期待して食べると、がっかりします。小豆と一緒に米も煮てある上、味付けは塩で調節されています。砂糖が入っている場合もあるようですが、通常、甘さは控えめです。日本のお汁粉と比べると甘さが少なく、アズキそのものの味をしっかりと感じます。
 あずきをしっかりと茹でてから、目の細かいザルにあけて、すり合わせます。すると皮だけが残り、下には豆が落ちます。これに米を入れて火にかけ、米が柔らかくなってきたら「白玉団子」を入れ、もう一度火にかけます。この時、弱火で煮こむと、小豆の赤い色が出てくるそうです。
 韓国では、アズキ粥は病気の鬼神を退治する力があるとして、上元(陰暦1 月15 日)、三伏(夏季の庚日)、冬至の行事食として食べられてきました。その中でも、特に冬至に食べるパッチュッが有名で、この日に食べるパッチュッを「トンジ(冬至)パッチュッ」と呼んでいます。
 19世紀に書かれた「東国歳時記」という書物にも、トンジパッチュッの記述があるそうです。ソウルでは鬼は赤を嫌うといわれ、冬至の日には魔除けの意味で、門にあずき粥をふりかけるそうです。

ブログランキングに参加しています!応援お願いします! → ブログランキング・にほんブログ村へ

買取専門CPS

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!
PR
<< 北京火鍋 サテ・リリット・イカン>> [ HOME ]
Rg
コメント投稿















trackback
トラックバックURL

FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ
[PR]