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タイ語で「ポピア(Po Piah)」は「春巻」、「トート(Thot)」は「揚げる」、「クン(Kun)」が「エビ」という意味です。すなわち、「ポピア・トート・クン」とは、「海老の揚げ春巻き」です。海老は、すり身が使われたり、尻尾を皮の外に出して丸ごと使ったものなど、お店によって、いろいろな春巻きがあります。
「ポピア」という言葉は、中国語の「薄い皮」を意味する「薄餅(ポーピン、パオピン)」から来ています。「薄餅」は、もともと「小麦粉をこねて薄く焼いたもの」です。これに北京ダックを包んで食べたりするのが有名です。
この薄餅に、いろいろな具を包んで食べれば「生春巻き」で、さらに揚げれば、普通の「春捲」になります。タイでは、「薄餅(ポーピン、パオピン)」がなまって「ポピア」と言う名前になり、しかも「皮」ではなく、具を入れた状態(春巻き)として定着したようです。
つまり中国料理がタイに伝わり、タイ風に変化した料理の一つです。一般的には、中国の春巻きよりも少し小さめで、スイート・チリソースを付けて食べるのが特徴です。屋台でも人気のある料理の一つで、屋台では、ハサミで一口サイズに切ってくれることが多いようです。
ちなみにタイでは、「ポピア」が「春巻き」、「ポピア・トート」が「揚げ春巻き」、「ポピア・ソッ」が「生春巻き」という意味です。この「ソッ(sot)」は、「新鮮な」という意味で、「揚げていない」というような意味合いだと思われます。
すなわち、「海老入り生春巻き」は、「ポピア・ソッ・ク」です。このようにメインとなる具材に応じて、その具材名を追加するので、いろいろな料理名ができることになります。
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料理名の「三杯」とは、「麻油(ゴマ油)」、「酒(米酒と呼ばれる酒)」と「醤油」の3種類を1カップずつ調味に使うことから、名づけられているそうです。「中卷」とは「イカ」のことですから、日本語で言えば、イカの醤油炒めでしょうか。
ただし、ポイントが2つあるようです。まず1つは、調理する過程で、水を一切、加えないという点です。具材から出る水分以外は、味付けに使う胡麻油、酒、醤油だけです。このため、結構、こってりとした濃い味付けになっています。
もう1つのポイントはネギ、生姜などの野菜のほかに、バジルをたっぷりと加えることです。バジルは飾りに使うのではなく、茎をつけたまま、ドバっとひとつかみ入れます。
このバジルとはハーブ(薬草)の一種で、シソ科の植物です。日本名は、「メボウキ」と言いますが、あまり知られていないかもしれません。英語では「バジル(Basil)」、イタリア語では「バジリコ(Basilico)」と呼ばれています。台湾では、「九層塔(チョウツェンター)」と呼ばれています。これは、バジルが葉を九層につけるので「九層塔」と名付けられたようです。
この料理のオリジナルはイカではなく、鶏肉を使う料理で、三杯鶏(サンベイジー)と言います。もともとは中国の江西料理だそうです。台湾に伝わってから、中国で使われていたラードの代わりに麻油が使われるようになったようです。また、三杯鶏が台湾に伝わった頃、食材の鶏があまり立派ではなかったため、鶏肉の風味不足を補うために九層塔を入れたところ、風味が良くなり、さらに美味しくなったそうです。このため、現在の台湾で食べられる三杯鶏は、中国の三杯鶏とは異なる料理に発展していると言えるでしょう。
この三杯鶏の「鶏」を「イカ」に替えた料理が「三杯中卷」です。鶏肉とは異なり、柔らかくて、もちもちとしたイカの美味しさを味わう料理です。三杯中卷、オリジナルの三杯鶏の他に蛙を使った「三杯田鶏」という料理もあります。 ブログランキングに参加しています!応援お願いします! → ![]() チャットレディ募集 ノンアダルトなのに時給4200円以上も!! 開運の護符作成 かなえや |
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「オリ」とは「幼い」、「クル」は「牡蠣」、「ジョッ」は「塩辛」の意味です。すなわち「オリクルジョ」とは、「小さい牡蠣で作った塩辛」のことです。
小さい牡蠣をザルに入れ、塩を振りかけて、そっと揺さぶりながら、静かに洗うことを繰り返し、その後、塩漬けにします。漬ける塩は、天日塩を空煎りして、水分を飛ばしたものを使うようです。これによって塩の苦味を減らすことができ、牡蠣の美味しさを堪能できるようになるそうです。1週間ほど熟成させた後、粉唐辛子を混ぜ合せ、再度、熟成させます。空気が入らないように密閉した容器内で半月以上、熟成させれば完成です。
オリクルジョは、そのまま食べても、ご飯に乗せて食べても美味しいです。韓国の友人の話では、ピンデトッの上に乗せて、一緒に食べ、さらにマッコリを飲むのが最高の組み合わせだと言っていました。確かに、これも美味しかったです。 ブログランキングに参加しています!応援お願いします! → ![]() 格安ドメイン取得サービス─ムームードメイン─ 女性のための入院保険「フェミニーヌ」 |
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私が初めて「とん平焼き」というものを知ったのは、1987年頃でした。当時、住んでいた近くに大阪のお好み焼屋さんがあり、そこにメニューとして載っていたのを見たのが最初でした。(この時、初めて、「そばめし」というものも見ました。)知らない食べ物に関しては、聞いてみるより、食べてみる主義(百聞は一食にしかず)でしたので、全く想像がつかない料理だったのですが、とりあえず、頼んでみました。
店主は、鉄板の上にお好み焼きの生地を薄く、伸ばして焼き始めました。そして、その隣では、少し厚めの豚バラ肉を焼き始めました。ここで私は、「とん平」の「とん」が「豚」を意味する「トン」のことであると気づきました。しかし、「平」が何を意味しているかは、分かりませんでした。
さらに見ていると、豚肉を生地の上に乗せ、塩、コショウを振りかけていました。また、その横に玉子を割って、コテで黄身をつぶしながら広げていきました。この薄焼き玉子を、先ほどの豚肉が乗った生地の上に乗せ、さらに薄く生地を塗って、両面を焼いて完成でした。この表面にソースを塗って、細い線状にマヨネーズをかけて完成でした。
とん平焼きの発祥は戦時中にまでさかのぼるのだそうです。当時、ロシアに捕虜としてつかまっていた大阪北区の「本とん平」というお好み焼屋さんの初代の御主人が、現地の兵隊が美味しそうに食べていたものを参考にして考案した料理だそうです。
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「カー・ムウ」とは、豚足をじっくり煮込んだ料理です。タイ語で「カー」は「脚」、「ムウ」は「豚」という意味です。直訳すると「豚の脚」ということになります。日本で「豚足」と言うと、足の先の方(足の甲とチョキになっている指を含んだ部分)をイメージするかもしれませんが、タイの人は太ももを指さして、「腿」だと言っていました。主に、モモとスネの部分のようです。
タイでは、足先(チョキになっている指の部分)は、「ムウ・カーギー」と言うのだそうです。メニューに記載されていれば、注文できるようです。こちらは、骨と軟骨が多く、コリコリとした食感を好む人が頼むようです。
タイには、アユタヤ王朝時代に多くの中国商人が流れ込んできたそうです。豚肉も、その時に入ってきたとのことです。したがって、「豚の脚を煮込む」という料理は、もともとは中国料理だったのかもしれません。現在では、主に屋台料理として、一般庶民の食事として有名な料理の一つです。
私も、タイの知人にバンコクで有名な店があると言われ、連れていかれました。道路沿いの屋台で、とても衛生的とは思えませんでしたが、本当に沢山の人でにぎわっていました。屋台には、じっくりと煮込まれた豚の脚が山のように積まれていました。注文すると、おばちゃんが豚の脚をもって、肉を削いでくれます。お店によって、骨付き肉だったり、骨なしだったりするようです。
豚肉は、シーズニングソース(タイのどろっとした甘い醤油)に八角などの香辛料を入れて、じっくりと煮込まれていて、肉はとても柔らかいです。豚肉の甘い脂がとろけていて高カロリーに思えますが、味付け前の下処理で脂が抜けるため、それほどカロリーは高くないようです。むしろ、コラーゲンがたっぷり取れて、健康に良いようです。
屋台では、この料理に御飯を乗せて、「カオ・カー・ムウ」と呼ばれることが多いようです。タイ語で「カオ」は「御飯」です。豚の足先に御飯を乗せれば、「カオ・ムウ・カーギー」と呼ばれるそうです。
また、タイの人は生トウガラシが入った酢(プリック・ナム・ソム)や、生唐辛子と一緒に食べるようです。日本人には、煮玉子をトッピングするのがお勧めだそうです。
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