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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年01月21日12:44
 韓国語で「オリ」とは「鴨」のことで、「グイ(구이)」とは「焼く」という意味です。したがって、「オリグイ」とは、「鴨の焼き肉」のことです。
韓国では、昔から鴨肉は身体に良いと伝えられ、健康食、保養食として食べてきたそうです。鴨肉は高タンパク、ビタミンやミネラルが多く含まれ、また、他の肉に比べて低コレストロールの美容健康食品として人気が高いそうです。また、脳血栓や糖尿病予防に良いと言われているようです。
生肉を焼いたり、燻製にした肉をバーベキューにしたりと、いろいろな食べ方があるようです。生肉は少し熟成のニオイがあり、好き嫌いが分かれるようです。一方、燻製肉は余分な脂が抜け、燻製の香りで食欲がそそられるようです。普通の焼き肉と同じように、焼いた肉を特製のタレにつけ、サンチュや野菜に包んで一緒に食べます。
韓国の人に『オリって何?』と聞くと、「鴨だ」と教えてくれます。そこで、『日本では鴨肉と言っても、「アヒル」、「合鴨」、「鴨」の3種類があるけど、「オリ」は、どれのことなの?』と聞くと、「分からない」と答えが返ってきました。どうやら、韓国では家鴨(アヒル)と鴨(かも)の呼び名が混同していて、全て“オリ”という名前で呼んでいるようです。正式には、呼び方が違うのかもしれませんが、韓国の人は、あまり気にしていないようです。
ちなみに、「マガモ(真鴨、学名:Anas platyrhynchos)」は、カモ目カモ科に分類される鳥で、一般には野生の鳥です。
「アヒル(鶩、または家鴨、英名:Duck)」は、カモ科のマガモ(真鴨)から人為的に作り出された家禽で、水鳥です。野生のマガモを飼いならして家禽化する際、体が大きく重くなり、翼が小さくなってしまったため、数メートルほどしか飛ぶことが出来なくなったそうです。
「アイガモ(合鴨)」は、野鳥のマガモと家禽のアヒルの交配種です。アヒルと比較すると体が小さくて肉量が少なく、繁殖力が劣っている上に成長に時間がかかるため、食肉用として飼育されることはあまりないそうです。
したがって、一般に「鴨肉」として流通しているものは、ほとんど、アヒルの肉だそうです。ということは、韓国でも「オリ」と言っていますが、実際にはアヒルなのかもしれません。

Ori.JPG








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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年01月05日20:17
 タレにつけこんだ薄切りの牛肉を専用の鉄鍋(プルコギ鍋)で焼いた料理です。“プル”は“火”、“コギ”は“肉”という意味です。薄切りにした牛肉に、醤油、砂糖、清酒、みじん切りにしたネギ、ニンニクなどを混ぜ合わせた薬味ダレで下味をつけ、タマネギ、春菊、タンミョン(春雨)などと共に鉄板で焼いて食べます。
プルコギに用いられる鉄板は円形で、中央が盛りあがっている形のものが多いです。ナシなどの果物の果汁を下味に用いる場合もあり、全体的に甘い味付けになっています。火にかけたプルコギの鍋に、先ずユクス(肉汁)を入れて温めた後、肉を広げて載せ、焼け始めたら一度だけひっくり返してさらに焼いてから食べると美味しいです。
甘く味付けされているので、辛いものが苦手な人には食べやすい韓国料理です。汁気が多いため、 「焼く」というよりは「煮る」といった感じが強いです。味があらかじめついているので、日本の焼肉のようにタレをつけて食べるのではなく、サンチュに包んで食べます。
プルコギは、もともとは中国から伝わった料理のようです。紀元3世紀頃の晋の時代、重要なお客が来た時、串に刺した味付け肉(メクチョッ)でもてなしていたようです。そのメクチョッが高句麗(コグリョ:紀元前1世紀~紀元7世紀)に渡り、胡椒とニンニク、さらに高句麗で開発された独自の醤(ジャン)で味付けされた高句麗式メクチョッとなったそうです。現在の形とは違うようですが、肉に味をつけてから調理するという点で、高句麗時代の肉料理メクチョッが、現代のプルコギの元祖だと言われています。

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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年12月08日16:42
 先日、碧蹄カルビ(ピョクチェ・カルビ)というお店で、焼肉を食べてきました。韓国のソウル市松坡區(ソンパグ)芳荑洞(パンイドン)というところにあるお店です。地下鉄の芳荑駅を出て、すぐのところにあるお店です。この店の近くには何度も行っていたのですが、お店に入るのは、初めてのことでした。
この店に入ってみると、驚きの連続でした。たまたま通された部屋には、韓国の著名人らしい人達の写真やサインが壁一面にかざってあり、かなりの有名店であることが分かりました。写真やサインの中には、日本の有名人(スポーツ選手、タレント、テレビ局の司会者など)もたくさん、ありました。全く知りませんでしたが、日本でも有名な店なようです。
次にメニューを見て、値段の高さに驚きです!とにかく、高い!もちろん、韓国でも牛肉の焼肉は高いです。でも、その通常の焼肉の値段よりも、はるかに高いのです。超高級店です。何しろ、一緒に行った韓国の友人が、「子供の頃から何度も、この近くを通って、いつも見るだけだった!今日、この店で食事をするなんて、最高に嬉しい!!」と言っていましたので、韓国の人も気軽に行けるお店ではないのでしょう。
ユッケ、特上ロース、生カルビ、サルチサル(ヒレとカルビの境にある部位)、アンチャンサル(横隔膜、日本ではハラミと呼んでいる)などを食べましたが、どれも美味しかったです。このお店では、京畿道の抱川(ポチョン)にある直営牧場で生産されたブランド肉、白雲韓牛雪花肉(ベクウンハンウソルファ肉)のみを提供しているのだそうです。等級はA+以上だそうです。ブランドなどは分かりませんが、美味しいことだけは分かりました。美味しいお肉って、幸せになりますね!

ピョクチェカルビ

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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年11月09日23:18
 韓国式ソーセージです。豚の腸に、モチ米やタンミョン(春雨)、豚の血などを詰めて蒸した韓国式ソーセージです。豚の血が入っているため、見た目はやや黒く、スパイシーな味わいと独特のもちもちした食感が特徴の料理です。豚の小腸を使って作るスンデが一般的ですが、大腸を使った幅広のものや、すけとうだらやスルメイカの腹に具を詰めたものもスンデと呼ばれていて、これらの具には、野菜のほか、水気を切った豆腐、ひき肉なども用いられます。
もともとは北の寒い地域であるピョンヤン(平壌)やハムキョンド(咸鏡道)の名物料理で、冬の食べ物として知られています。現在は、韓国の東北部に位置する江原道(カンウォンド)の郷土料理として親しまれています。
スンデの歴史は古く、17世紀後半に書かれた『飲食知味方(いんしょくちみほう)』に記載されているそうです。また、19世紀後半に書かれた『是議全書(しぎぜんしょ)』という書物にも、“ニベ”という魚の浮き袋に具を詰めたスンデや、豚の腸に野菜や豆腐を詰めたスンデの作り方が記載されているそうです。
よく洗って、塩でもんだ豚の腸に、みじん切りにした野菜、モチ米、豚の血液、タンミョン(春雨)などの具を詰めて茹でます。蒸して調理する方法もあります。茹で上がったものは、輪切りにして粗塩や、味噌などをつけて食べます。もち米や春雨などによるもちもちとした歯触りと、豚の血が加えられることによって生まれた、独特なコクのある味わいが魅力で、鉄分などを豊富に含んでいることから、栄養価の高い食品としても知られています。
スンデは、ソウルをはじめとした北部地域では、粉唐辛子を加えた粗塩をつけて食べるのが一般的ですが、南部地域では味噌をつけて食べることもあります。また、スンデを注文すると、茹でた豚の胃袋やレバーなどが添えられて出てくることが多いです。
また、豚の腸ではなく、イカの中に具を詰めたオジンオスンデ、干したニベの浮き袋に野菜、肉を詰めたオギョ(魚膠)スンデ、スケトウダラを利用したトンテ(凍太)スンデなどもあります。さらに江原道(カンウォンド)には、豚の小腸でなく、大腸を使ったアバイスンデがあります。その他にも、全羅南道潭陽(タミャン)で作られるアムポンスンデ、京畿道白岩(ペガム)で作られるペガムスンデなど、土地ごとに様々なスンデがあるようです。

スンデ

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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年09月11日19:34
 “ピビンパッ”とは“ピビダ(混ぜる)”と“パッ(ご飯)”を合わせた言葉で、“混ぜご飯”の意味です。本来は、残りご飯にナムルやコチュジャン、ゴマ油などを混ぜ、ちょっと小腹が空いたときに食べる手軽な料理のことでした。
ごはんを器に盛り、上に各種の具材を盛り付け、コチュジャンをベースにした薬味ダレをかけて、全体を良くかき混ぜて食べます。上に乗る具材は店によって異なり、牛肉を例にあげても、細切り肉や、ひき肉、またユッケを用いる場合など様々です。ナムルについても、ワラビ、ゼンマイ、モヤシ、ホウレンソウ、セリ、キキョウの根など、多彩な野菜が用いられます。その他、卵、シイタケなどのキノコ類、緑豆の粉をゼリー状に固めたチョンポムク、海草や魚介類など、基本的な材料だけでも非常に多くの種類があります。
石の器で調理したトルソッピビムパッ(石焼きピビムパッ)、真鍮の器に盛り付けた全州(チョンジュ)ピビムパッは、全羅北道全州の郷土料理として有名です。料理としてのバリエーションは豊富で、生肉を乗せたユッケピビムパッ、春にとれた山菜を用いて作ったポムナムルピビムパッ(ポムは春の意)や、ヨルムキムチ(大根の葉を用いたキムチ)を使用したヨルムピビムパッ、生のテナガダコをぶつ切りにして入れたナクチピビムパッなどがあります。
ピビムパッの基本は混ぜることです。いくらキレイに盛られていても、混ぜて食べないとピビムパッの本来の美味しさを味わえません。ご飯とナムル、コチュジャン(唐辛子味噌)をまんべんなく混ぜてから食べるのが韓国式です。日本人から見ると、「十分、混ぜた」と思っても、韓国の人から見ると、「全然、混ぜてない」と言われることがあります。全ての御飯粒が白くなくなるまで、「これでもか!」ってくらい徹底的に混ぜましょう。

ピビンパッ

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