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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年06月01日01:14
 コムタンは、コムクッとも呼ばれます。“コム”はもともと“膏飲(コウム)”という言葉で、“長い時間かけて煮出す”という意味です。“タン”は漢字で「湯」と書き、「スープ類の総称」です。
一般的に牛のスネ肉、胸部の肉、コッチャン(小腸)やヤン(胃袋)、コンジャソニ(牛の内臓の端についている脂の多い部位)などをたくさん入れて煮込んだものです。その他にも、昆布や大根を入れて煮込むため、コクのあるスープができます。そのスープに、茹でた牛肉を薄切りにしたものを具として乗せ、ネギなどの薬味を加えて食べます。
韓国では、全国的に食べられている料理ですが、全羅南道の羅州(ナジュ)には、透き通ったスープに粉唐辛子を振った赤茶色のコムタンがあり、郷土料理として有名です。また、鶏肉を煮込んだタッコムタンや、牛のテールを煮込んだコリコムタンなどもあります。
コムタン専門店では、大きな器に入ったコムタンと御飯、さらにカットゥギ(大根の角切りキムチ)やペチュギムチ(白菜キムチ)などが1、2品添えられて出てくることが多いです。スープは薄味ですので、好みで塩や胡椒、刻みネギなどを加えて味を調節します。また、カットゥギやペチュギムチを入れて食べたりもします。
ソルロンタンと似ていますが、違うものです。コムタンは牛の脚や膝、足の骨だけと赤身の肉で煮出したスープですが、ソルロンタンは全ての骨プラス牛の頭、足、脚、膝、舌、膝の後ろの肉、胸部等、あらゆる部位を一緒に煮込みます。したがって、ソルロンタンよりもコムタンのほうがあっさりとした味です。また、ソルロンタンは食べる時に塩と刻んだネギを入れますが、コムタンは、煮る時に醤油で味付けをするのが違います。
また、牛の尾の骨を煮込んで作ったコムタンは、コリコムタンと呼ばれています。これは、コムタンよりも高級な料理として認められているようです。

コムタン
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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年04月27日18:34
 一般的に韓国で“カルビ”といえば「骨付き牛カルビ」のことを意味します。そして、“カルビ”とは、脊髄動物の胸の部分を成す12本の肋骨のことです。韓国在来種の牛の場合、1頭(約500kg)から、約40kgとれるのだそうです。
正確にはカルビとは、肋骨(あばら骨)の周りについているアンチャンサル、チェビチュリ(バラ肉)、トシサルなどを除いた後で、カルビ一片(あばら骨片方の大きな塊を一片という)あたり、幅15cm、長さ80cm、約600~900gを取ることができます。ちなみに、アンチャンサルはカルビの内側の胸骨の終わりの部分から腰椎までの部分を言うのだそうです。チェビチュリは第1胸椎から第6胸椎の肋骨の内側、胸椎胴体に沿って付いている紐の形の頸長筋のことです。また、トシサルは 第9胸椎及び第1腰椎の間の肋骨の内側についている厚い横隔膜の部位の赤みの肉で、牛1頭当たり約300g取れるそうです。
カルビは焼いたり、煮たり、鍋料理に使ったりと、いろいろな料理に利用されていますが、最も人気があるのはカルビグイ(焼きカルビ)でしょう。カルビグイは、家庭でも食べますが、やはり、カルビ専門店に行って食べることが多いようです。韓国では「カルビグイ(焼きカルビ)を食べに行こう!」と言うよりも、ただ「カルビを食べに行こう!」と言い、「グイ(焼き)」という単語を言いません。そのため「カルビ」といえば、一般には「カルビグイ(焼きカルビ)」のことを意味します。したがって、ここでも焼きカルビについて紹介します。
韓国のカルビには、大きく分けて2種類あります。それは、センカルビ(生カルビ)とヤンニョムカルビ(味付けカルビ)です。センカルビは文字通り「生」のカルビです。普通は、下味などを一切つけていない状態で、肉本来の味を楽しむことができます。ヤンニョムカルビは、味付きカルビのことです。どちらも炭火で焼いて食べます。
センカルビもヤンニョムカルビも、骨が付いたままの大きな肉の塊を焼き、肉が焼けたらハサミで食べやすい大きさに切ります。焼けた肉はタレを付け、サニーレタスやゴマの葉にのせ、ニンニク、青唐辛子、ネギの和え物などと一緒に包んで食べます。
韓国のカルビで有名な地域は「水原カルビ」と「二東(イドン)カルビ」の2ヶ所です。どちらのカルビも、他の地域よりも質、味が良く、さらに量が多いのが特徴です。水原カルビは、カルビの一塊が大きいことが特徴、二東カルビは出てくるカルビの数が多いのが特徴です。
水原カルビは10~11cm程度の大振りな肋骨部分を切り取ったものです。水原には全国の3大牛市場の中の一つがあり、最高品質のカルビが供給できたことが、水原カルビが有名になった理由の1つだと思われます。
一方、二東カルビは京畿道抱川郡(ポチョングン)二東面(イドンミョン)を起源に持ち、30年ほど前から産地の名前をとって「二東カルビ」と呼ばれています。カルビとカルビ以外の肉を竹串に刺した二東カルビは、10本をこえるカルビの塊が出てくることで有名になりました。

カルビ

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CATEGORY[韓国]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年04月07日00:45
 炸醤麺とは、日本で言うところのジャージャー麺です。豚のひき肉と細かく切ったタケノコ、シイタケなどを豆味噌や豆豉醤で炒めて作った「炸醤」と呼ばれる肉味噌を、茹でた麺の上に乗せた料理です。よ~くかき混ぜて、麺とソース(肉味噌)をからめて食べます。韓国では、チャジャンミョン(짜장면)と呼ばれています。
チャジャンミョンのメインは、豚肉、タマネギ、ネギ、にんにく、ショウガなどを細かく刻んで油で炒めた黒い独特のソースです。この黒いソースは、春醤(チュンジャン)と呼ばれる黒い中国味噌を、豚肉や野菜などとともに炒めて作ります。春醤は原料にカラメルが入った独特の味噌で、こってりとした旨味と、ほんのりとした甘さが特徴です。“春醤(チュンジャン)”は、炒めると、“炸醤(チャジャン)”と呼び名が変わるのだそうです。
最後に水溶き片栗粉でとろみをつけ、麺とよくからむように仕上げます。この水溶き片栗粉を入れないで作ると、カンチャジャンと(간짜장)いう別の料理になります。一般的には、チャジャンミョンの付け合わせには、スライスした生タマネギと、沢庵(단무지:タンムジ)が出されます。中華料理屋で最もポピュラーで、安くて、美味しい庶民の味方の料理です。
韓国のチャジャンミョンのルーツは、もともと中国の北京や天津で作られる炒醤麺(チャウジャン麺)だといわれています。炒醤麺とは、茹でた麺の上に、いろんな薬味とジャン(醤、チャウジャン、チャジャン)を炒めて煮詰めたものを載せて食べる中国の麺料理だそうです。
この炒醤麺がチャジャンミョンとして発展した発祥の地は、仁川だそうです。1883年に開港した仁川港は、1920年頃から中国の貿易商が急増し、清などを対象とした外国人居留地が作られたそうです。そこで、滞在する中国人を対象にした中華料理屋がたくさんできていったようです。その中で、中国の人が作ったチャウジャン麺(炒醤麺)が安くて人気があり、そのうち、周囲に住む韓国人にも人気が出て、さらに、韓国人の味に合わせて工夫していき、現在の安くて簡単に食べられるチャジャンミョンになっていったようです。

チャジャン麺

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コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年03月11日01:41
 そば粉、緑豆粉などを用いた冷たい麺料理です。漢字では冷麺と書き、日本でも有名な料理の一つです。もともとは朝鮮半島北部の代表的料理です。冷麺は粘り気の少ない材料で作るため、押し出し式で作られるのが特徴です。最近は、食べやすくするために麺をハサミで切ることが多いようですが、北朝鮮では行わないようです。
冷麺の記述が文献に現れるのは1849年に書かれた『東国歳時記』が最初のようです。それ以前からも料理としては存在していたようですが、発祥がいつ頃なのかは明確になっていません。『東国歳時記』には「ソバ麺を大根キムチや白菜キムチと混ぜ、豚肉を乗せたものを冷麺と言う」と書かれています。また、ピビンネンミョンについての記述もあり、「野菜、梨、栗、薄切りにした牛肉、豚肉を、油や醤油とともにソバ麺に乗せたものを骨董麺と呼ぶ」と記載されています。「骨董」とは、「混ぜ合わせる」という意味で、朝鮮時代には「ピビンパッ」のことを「骨董飯」と呼んでいたそうです。冷麺は『東国歳時記』の11月の項に記述されており、もともとは冬の季節料理であったようです。また、1800年代末に書かれた『是議全書』にも冷麺と骨董麺についての記述があるそうです。寒い冬、夕食に暖かいオンドルの部屋に集まって、冷たいトンチミ(동치미:大根の水キムチ)に麺を入れて食べたのが、冷麺の始まりと言われています。
冷麺は、現在の北朝鮮に位置する平壌(ピョンヤン)と咸興(ハムフン)が有名です。平壌式はムルレンミョン(水冷麺)で辛くない冷麺、咸興式はビビンネンミョン(辛口混ぜ冷麺)で辛い冷麺です。
冷麺の専門店では、麺だけをお代りすることができます。日本のラーメンの替え玉と同じシステムです。麺が美味しいお店では、麺を追加して食べることが多いです。また、冷麺の専門店では、食事の時にお茶のような色をした飲み物が出されます。これは、「ユクス(육수:肉水)」という牛骨を煮込んだスープです。このスープも非常に美味しいく、また、冷麺に良く合います。辛い刺身冷麺やビビン冷麺を食べる時には、辛さを和らげてくれる効果もあります。
冷麺は焼き肉屋さんでも出されます。一般的に韓国では焼き肉を食べた後、食事として冷麺を食べることが多いです。この時、冷麺の他には、テンジャンチゲや、ヌルンジを頼む人が多いです。

冷麺

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コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年02月17日13:01
 ケランは漢字で「鶏卵」と書き、チムは「蒸す」という意味です。ですから、卵を蒸した料理です。見た目や食感は、日本の茶碗蒸しに近いですが、もっと単純で簡単な料理です。韓国で、普段、料理なんかしない人に聞いたところ「誰でも簡単に作れるし、子供も大好きだし、自分でも良く作りますよ。」と言われました。
溶き卵とダシ汁を合わせ、トゥッペギ(뚝배기)とよばれる小ぶりの土鍋に入れます。その上に、人参やピーマンなどの野菜を細かく刻んで入れます。これを直火にかけて、グツグツ煮立てて、完成です。日本の茶碗蒸しのように「す」が立たないように作ろうなんて気にしません。
ケランチムは家庭でもよく作られているようですが、焼肉屋さんなどでは、付け合わせ料理として出されます。家で作る時は、電子レンジを利用して作るようです。辛い料理が多い韓国で、やわらかい食感とほのかな塩気が魅力の、ホッとする料理です。

ケランチム

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