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酸菜とは、「芥菜(からし菜)」の漬物です。「芥菜」とは、アブラナ科アブラナ属の野菜で中国原産だそうです。小芥菜(カラシナ)と大芥菜(タカナ)の二つの系統があります。葉には特有な香りと辛味があり、漬物や炒め物に用いられています。
台湾では、昔、農閑期を利用して芥菜(高菜)を植えていたそうです。しかし、野菜は保存が難しいため酸菜、福菜、梅乾菜などに加工して長期保存ができるようにしていたそうです。
新鮮なカラシナを日光にさらした後、塩水に1日漬けた後、脱水してから重石をして15~20日ほど発酵させて作るそうです。客家料理では、豚の胃と鹹菜を煮込んだ料理(鹹菜炆豬肚)などが有名だそうです。
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豆干(ドウガン)とは、豆腐を干した食べ物です。豆乾とも、豆腐干とも呼ばれます。堅めに作った豆腐を圧縮し、脱水して作ります。料理の食材としてや、お菓子として利用されています。また、豆腐が凝縮された豆干は、とても硬いのですが、これを煮込んで味をつけた料理も「豆干」と呼ばれています。
台湾国内では、豆干は、桃園県にある大渓という町が有名だそうです。大渓での豆干作りは、1921年頃にさかのぼることができるそうです。最初に製造を始めたのは「萬里香」(もともとの店名は「明栄豆干店」だったそうです。)だそうです。その干し豆腐の製造技術は、林絨さんから習ったそうです。
その後、現在も大渓で営業を続けている「黄日香」をはじめ、いろいろな業者が次々と参入していったそうです。
大渓で豆干作りが発展したのには、いろいろな理由があったようです。まずは、豆腐作りに重要な水の問題です。水は豆製品の品質のよしあしを決める大きな鍵になります。大渓では、地下水や天然井戸水使って豆干を作りましたが、この軟性の地下水をろ過すると非常に良い品質の豆干ができたようです。
また、当時は林業と鉱業が盛んだったようですが、これらの作業者はあまり裕福ではありませんでした。山仕事へ向かう際、途中にある大渓で醤油漬けにした豆干を買って、お昼御飯やおやつ代わりに食べていたようです。さらに、正月などの休みには、お土産として故郷に持ち帰り、台湾中に大渓の豆干の美味しさが広まっていったそうです。
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粽は、もち米の中に豚の角煮やシイタケなどの具を入れ、ハスの葉や笹の葉に包んで蒸した料理です。中に入れる具は、肉、海鮮など、店や地方によってさまざまなバリエーションがあります。
端午節に食べる習慣があるそうです。買って食べるだけでなく、その時期には各家庭で粽を作って、食べるようです。
台湾では、北部と南部で作り方が違うようです。ただ、南部の方が有名なようです。特に台南の粽が有名なようで、有名な専門店が台北市内にあります。
北部のちまきは、あらかじめ調理した具ともち米を笹の葉に包んで蒸篭で蒸して作るのだそうです。一方、南部のちまきは、生のもち米と生の具を葉で包んで熱湯の中でぐらぐらと煮て作るのだそうです。こうすることで、もち米に笹の葉の香りが十分に移り、具の味も染みわたって、とろけるような口当たりになるのだそうです。
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漢字からは、「大腸が包む小腸」と読み取れますので、どんな料理か分からないと思います。ここで「大腸包小腸」の「大腸」は、「もち米の腸詰」のことで、「小腸」は「台湾式ソーセージ(香腸)」を表しています。これだけでも意味が分からないと思います。2本のソーセージかと思いますが、実際には、この2本が合体した料理です。
「大腸包小腸」は、台湾風ソーセージ(小腸)と、もち米の腸詰(大腸)を炭火で焼いた後、もち米の腸詰(大腸)に包丁を入れ、ピーナッツ粉、キュウリ、香菜(コリアンダー)、酸菜(漬物)、九層塔(台湾バジル)などを乗せ、さらに、その上に台湾風ソーセージ(小腸)乗せて挟んだ料理です。ここに、ソースをかけて食べることもあります。香り高く、熱くて、さらにボリューム満点の料理です。
通常の料理屋さんで出される料理ではなく、主に夜市の屋台などで売っている料理です。その見た目から、ライスホットドッグとも言われているようです。
もともと台湾の夜市の屋台の主人による創作料理だそうですが、どこの誰が考えたかは分かっていないようです。この主人が、もち米の腸詰とソーセージが好きだったことから、面倒だったので、これをまとめて食べたのが始まりのようです。それを見た人が、自分にも食べさせるよう要求した結果、もち米の腸詰の弾力感とソーセージのジューシー感が同時に味わえて非常に美味しかったことから、口コミで広がっていったようです。
現在では、台湾各地の夜市では、必ず売られている名物料理の1つとなっています。もちろん、夜市では、米腸(ミーチャン:もち米の腸詰)と香腸(シャンチャン:台湾式ソーセージ)、それぞれを単独で販売している屋台もあります。台湾の夜市に行ったら、一度は食べてみたい料理の1つです。
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肉圓は、半透明で少しつぶれたような球状で、ドロッとしたソースがかかっています。これは、北京語でロウユェン、台湾語でバーワンと呼ばれている食べ物で、台湾式肉団子とも言われているようです。外側の半透明の部分は、いわゆる皮のようなもので、その内側には肉の塊が入っています。
外側の半透明の部分は、ブニブニと弾力があり、お餅に近いような食感ですが、モチとは全然、違います。この部分は、主にサツマイモの粉や片栗粉に米粉やタピオカなどのつなぎを入れた生地だそうです。蒸すと半透明になるのが特徴です。真ん中にある肉団子は、豚肉をメインとして、シイタケ、タケノコなどが入っています。
彰化県の北斗地区が発祥の地と言われ、当初は、サツマイモを乾燥させて粉にした後、三角形にこね、蒸した食べ物で、餡は入っていなかったそうです。その後、多くの改良が加えられ、豚肉、タケノコなどの具材が入るようになり、いまの「肉圓」の形になっていったようです。
肉圓の材料、タレ、調理方法は、地域で異なるようです。北部地域では、餡にタケノコの千切りや豚肉などが入っていて、お店では肉圓を食べやすいように切って提供することが多いようです。一方、南部地域ではシイタケ、タケノコの角切り、豚肉などが入っていて、肉汁本来の味を保つため、肉圓を切らずに提供しています。
また、タレは大きく分けると甘口、辛口の2種類がありますが、甘辛いソースもありますので、お店によって異なります。一般的に、北部地域では、トマトソースをベースにしたピンク色の甘口が多く、南部地域では伝統的な醤油とおろしニンニクを合わせた塩味のきいた茶色いタレが多いようです。
調理方法は、蒸す場合と油で揚げる場合の2種類があります。蒸した場合は、皮がプリプリして半透明で油っこくありません。一方、油で揚げた場合は、餡の香ばしさが閉じ込められ、パリッとした食感が楽しめます。
さらに冷やして食べる「涼圓(水まんじゅう)」も肉圓の一種です。ビー玉のように透き通っていて、いかにも涼しげです。作り方は肉圓とほとんど同じで、蒸した後に冷まして醤油につけて食べます。夏の暑さが吹き飛ぶおいしさです。
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